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ドラマW 十月十日の進化論

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ドラマW 十月十日の進化論

第7回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化。尾野真千子主演。奔放でマイペースで不器用な主人公・鈴が、命を宿したことで自身も“進化”していくハートフルストーリー。

監督は市井昌秀。市井監督の映画『箱入り息子の恋』は登場人物を面白おかしく、そしていとおしく見つめるまなざしが人々を魅了しヒット作となった。今、最も将来を嘱望されている若手監督の彼が、WOWOWで初めてテレビドラマを手がけた。
また、主演の尾野真千子は、言わずと知れた好感度の高い実力派女優。「ドラマWスペシャル パンドラ〜永遠の命〜」で快活なジャーナリストを演じた彼女が、今回は不器用で偏屈な昆虫分類学博士の役に挑む。そして本作は、主人公が生き物の進化の過程を想像するシーンを、新進気鋭の映像作家・加藤隆のアニメーションで表現するほか、自然案内の専門家“プロ・ナチュラリスト”の佐々木洋が昆虫監修を手がけるなど、新しい試みに挑戦している。さらに、サニーデイ・サービスの曽我部恵一が音楽を手がけ、温かな世界観で包み込む。

ドラマW 十月十日の進化論

第7回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化。尾野真千子主演。奔放でマイペースで不器用な主人公・鈴が、命を宿したことで自身も“進化”していくハートフルストーリー。

優れたシナリオ作品の発掘、脚本家の育成、そして受賞作品の映像化を目的に創設されたWOWOWシナリオ大賞。その第7回の受賞作品である栄弥生脚本「十月十日(とつきとおか)の進化論」をドラマ化。
【ストーリー】東京で独身生活を送る昆虫分類学博士・小林鈴(尾野真千子)は、ある日突然勤めていた大学を解雇されてしまう。研究分野の狭さと偏屈な性格が災いしたのだ。その夜鈴は、訳あって同じ戸籍には入っていない実父・中村保(でんでん)が営む喫茶店で昔の恋人・安藤武(田中圭)と再会する。武は酔いつぶれた鈴を家まで送っていくことに。果たして2人は酔った勢いで一夜をともにしそれから約5週間後、鈴の妊娠が発覚する。
人間は胎児の間の十月十日で生命30数億年の進化を再現するという神秘を書物から知り、産む決意を固めていく鈴。だが、武には子どものことを切り出せない。ようやく決まった仕事も思うようにいかず、ふてくされる日が続く中、母親・小林文子(りりィ)が実家から上京してくることに。そこで妊娠がばれ、叱責されるが、子どもをひとりで産み育てる気持ちに変わりはない。鈴が意固地になるには、ある秘められた過去があった。

出演

  • 尾野真千子
  • 田中圭
  • でんでん
  • りりィ
  • 佐々木すみ江
  • 斉木しげる
  • 佐藤仁美
  • 小池里奈
  • 森谷文子
  • 嶋田久作
  • 志賀廣太郎

スタッフ

  • 脚本
    栄弥生
  • 監督
    市井昌秀
  • 音楽
    曽我部恵一
  • 主題歌
    曽我部恵一「反射して光る」(ROSE RECORDS)
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