ジョアシャン“ジョー”・サン=クレール
(ジャン・レノ/声・菅生隆之)
パリ警視庁犯罪捜査班で、数々の複雑な事件を解決してきたベテラン刑事。正義のためなら時に手荒な手段もいとわない切れ者。法の表と裏を知り尽くし、裏世界の連中との付き合いもある。売春婦との間にできた娘アデルがおり、彼女の母親が死んだのを機に父親としての勤めを果たそうと決意。悪習だった酒とドラッグを断つ。
ジャン・レノ
1948年7月30日、モロッコ・カサブランカ生まれのフランス人俳優。「グラン・ブルー」('88)、「レオン」('94)などリュック・ベッソン監督作で大成功を収める。その後も、「ミッション:インポッシブル」('96)、「クリムゾン・リバー」('94)、「ダ・ヴィンチ・コード」('06)など多数の映画に出演。
キャリン
(ジル・ヘネシー/声・藤貴子)
売春婦のための保護施設を運営するシスター。ジョーの良き相談相手でもある。
アデル
(ハイダ・リート/声・ちふゆ)
ジョーの娘でERの看護師。父との関係は複雑で、薬物依存の問題も抱えている。
ニコラ・ノルマン
(ケリン・ジョーンズ/声・黒澤剛史)
皮肉屋だが、ユーモラスでなぜか憎めない鑑識の担当者。IT関係にも詳しい。
アンジェリク・アラサン
(ウンミ・モサク/声・吉田麻実)
ジョーらとともに仕事をする頼れる女性検死官。はっきりした物言いをする毒舌家。
マーク・バヤール
(トム・オースティン/声・板倉光隆)
ハンサムな若手エリート刑事。ジョーの相棒。妻と子どもを愛す家庭人でもある。
ベアトリス・ドルモン
(オーラ・ブラディ/声・山像かおり)
厳格だが部下に忠実な犯罪捜査班のチーフ。ジョーとの間には複雑な過去がある。