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ジブラルタル海峡の向こうにスペインを臨む港町。海峡の最短距離はわずか15km程度しかなく、泳いで渡れそうな気さえします。右は地中海、左は大西洋、まさにヨーロッパ、アフリカ、アラブを結ぶ異文化の交差点で、古くは古代フェニキアの交易都市から発展を遂げました。海を渡ってきた古の異邦人は、迷路のようなメディナ(旧市街)やグランモスクに強烈なエキゾティシズムを感じたことでしょう。
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グランモスク |
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スパルテル岬 |
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ヘラクレスの洞窟 |
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少し足を伸ばして、タンジェ郊外のリフ山脈の麓、ティトゥアンへ。ここはスペインから逃れて来たイスラム教徒が築いた街。その影響で、アンダルシア風の白い町並みが広がっています。マラケシュに匹敵するほど迷路のようなメディナは1997年に世界文化遺産に登録されました。旅行者が少ないためスーク(市場)にも土産屋は少なく、食料品や衣類を扱う住民のための店が多いので、モロッコ人の日常の暮らしを肌で感じることができます。
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白くモダンなタンジェ・ヴィラ駅から列車はメクネスのアミール・アプデルカデル駅へ。17世紀に首都が置かれた古都メクネスは、1996年に世界文化遺産に登録されています。アラウィー王朝の君主ムーレイ・イスマイルはフランス文化に傾倒し、ヴェルサイユに匹敵する王都を築くべく、40kmにもおよぶ三重の城壁と荘厳な門に囲まれたメディナを造り上げました。ヨーロッパとイスラムが融合した景観は、今も当時のムードをそのままに残しています。
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グランモスク |
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マンスール門 |
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ムーレイ・イスマイル廟 |
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風の門 |
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メクネスの近郊には、1997年に世界文化遺産に登録されたヴォルビリス遺跡があります。モロッコに現存する最大にして最良の保存状態を誇るローマ遺跡です。ヴォルビリスはローマ帝国最西端の重要拠点で、2万人もの住民がいたとか。カラカラ帝を称える凱旋門やバジリカ礼拝堂を代表に、邸宅群、公衆浴場、オリーブオイル精製所、350余りのモザイク画などが残されています。
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メクネスから1000年の歴史を誇る街フェズへ。モロッコ最初のイスラム王朝の都で、「迷宮の古都」と呼ばれる複雑なメディナはあまりにも有名です。狭い路地が複雑に曲がり、登ったかと思うと下り、小さな階段にぶつかり、あるいは行き止まり、迷ったら二度と出られないと思うほど。荷を運ぶロバが異国情緒をいっそう盛り上げます。このメディナは1981年、世界文化遺産に登録されています。フェズからはシディ・カセム駅を経由して首都ラバトに向かいます。
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ブージュールド門 |
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ブー・イナニア神学校 |
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カラウイン・モスク |
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タンネリ |
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