ドキュメンタリー
国際共同制作プロジェクト イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ

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国際共同制作プロジェクト イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ

映画界のサラブレッド、イザベラ・ロッセリーニが情熱を傾ける「グリーン・ポルノ」。動物たちの生殖行為を彼女が自ら演じる斬新な生態学ドキュメンタリーである。

イタリア出身の女優で映画監督、モデルのイザベラ・ロッセリーニ。父は映画監督のロベルト・ロッセリーニ、母は女優のイングリッド・バーグマンという映画界のサラブレッドだ。彼女自身も映画『ブルーベルベット』『不滅の恋/ベートーヴェン』などに出演したり、フランスの有名化粧品ブランドのイメージモデルを10年以上務めたほか、2015年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員長に就任するなど精力的に活動を続けている。
彼女が2008年から情熱を傾けている短編映画シリーズが「グリーン・ポルノ」。これは、イザベラがさまざまな動物になりきって生殖行為を説明するシリーズ。最初はテレビ放送のための数分の短編作品だったが、評判を呼び書籍化。その後舞台化もされ、イザベラは4大陸35都市でひとり芝居を敢行した。
今回、サンダンスプロダクションと番組を共同制作。イザベラ本人の証言から、彼女の半生や「グリーン・ポルノ」製作のいきさつなど、その素顔に迫るドキュメンタリー。

国際共同制作プロジェクト イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ

映画界のサラブレッド、イザベラ・ロッセリーニが情熱を傾ける「グリーン・ポルノ」。動物たちの生殖行為を彼女が自ら演じる斬新な生態学ドキュメンタリーである。

WOWOWオリジナルドキュメンタリー。今回はアメリカ、サンダンスプロダクションとの国際共同制作プロジェクト作品をお届けする。
幼少期より動物が好きでいつか動物の映画が撮りたかったというイザベラ・ロッセリーニ。動物の生殖行為を演じる短編映画シリーズ「グリーン・ポルノ」を40本も製作し成功を収めた彼女は、友人のアイデアでその舞台化を決意。生物学を舞台で演じたいという想いが彼女を動かした。大学で動物の生態を学んだ彼女は、女優ゆえに自ら動物を演じることによって彼らの行動を理解したという。それが「グリーン・ポルノ」につながる。
イザベラは、さまざまな動物の扮装で登場し、生殖行為を説明。クモのオスは自らの生殖器の穴に手を押し付けて精子を集める。そして、自分より体が大きく攻撃的なメスにそっと近づき手をメスの生殖孔に突っ込む。成功すると一目散に逃げるのだという。ヒトデは体を分裂させて個体を増やす。カタツムリは雌雄同体だ。イザベラは、多様な動物の生殖行為の形を紹介しながら、最後には母性や進化にまで話を発展させていく。

出演

  • イザベラ・ロッセリーニ
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