2017年、デビュー30周年イヤーを駆け抜けたエレファントカシマシ。音楽の真理の追究を止めないボーカル・宮本浩次の姿を追う。
2017年、デビュー30周年イヤーを駆け抜けたロックバンド、エレファントカシマシ。記念すべきこの年、オールタイムベストアルバムがオリコンチャート1位を獲得、キャリア初となる47都道府県ツアーのチケットがソールドアウト続出、NHK「紅白歌合戦」へ初出場、と勢いが増す一方となった。番組はボーカルの宮本浩次に密着した。彼の才能は誰もが認めるものの、近寄りがたい人間性は謎めいてすらいる。宮本浩次とは何者なのか?音楽活動に自身の半生すべてをささげてきた宮本にとって、バンドがデビュー30周年を迎えたことは感慨ひとしお。その一方で彼は、いまだ自らの音楽が多くの人々に伝わらず悲しい、と語る。今、彼は何を思い、どこへ進もうとしているのか…。エレファントカシマシはキャリア30年で初めて全都道府県ツアーを敢行。番組はそのライブの模様とともに、これまで明かされることがなかった楽屋での彼を追う。そして、宮本をデビュー当時から撮影し続けるカメラマンら、彼をよく知る人物へのインタビューも行なった。次第に音楽の真理を追究し続ける宮本の真の姿が見えてくる。(2017年)
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エレファントカシマシ