長い歴史を誇るイギリスのプログレッシブ・ロックバンド、キング・クリムゾン。10枚目のアルバム発表後に行なった世界ツアーから1984年の来日公演の模様を放送。
1969年にアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』でデビューしたキング・クリムゾン。同アルバムで、ベーシスト/ボーカリストとして活躍したグレッグ・レイクだったが翌年には脱退、エマーソン・レイク・アンド・パーマー結成へと向かう。その後、キング・クリムゾンが1973年から74年にかけて発表した『太陽と戦慄』『レッド』などの名作でビル・ブルーフォード(ds)と鉄壁のリズムセクションを組んだのがジョン・ウェットン(b)だった。しかし、メンバーが激しく入れ替わるバンドだけに、レイクとウェットンが同時期に在籍したことはなく、今回放送する1984年の来日公演にも2人の姿はない。それでも、トニー・レビン(b)、エイドリアン・ブリュー(g)という才人を迎えた“ニューウエーブ期”とされる時期の演奏は、プログレッシブ・ロックを基軸にしつつ激しくサウンドを変化させてきたクリムゾンの軌跡の一部として注目度が高い。
収録日・収録場所
- 1984年4月/東京 ゆうぽうと簡易保険ホール
楽曲情報
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No Warning/ノー・ウォーニング
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Larks Tongues in Aspic Part III/太陽と戦慄パート III
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Thela Hun Ginjeet/セラ・ハン・ジンジート
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Frame By Frame/フレーム・バイ・フレーム
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Matte Kudasai/待ってください
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Industry/インダストリー
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Dig Me/ディグ・ミー
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Three Of A Perfect Pair/スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー
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Indiscipline/インディシプリン
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Sartori In Tangier/サートリ・イン・タンジール
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Man With An Open Heart/マン・ウイズ・アン・オープン・ハート
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Waiting Man/ウエイティング・マン
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Sleepless/スリープレス
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Larks' Tongues in Aspic Part II/太陽と戦慄パート II
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Discipline/ディシプリン
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Elephant Talk/エレファント・トーク
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Heartbeat/ハートビート