メキシコの新鋭M・フランコ監督が、終末期の患者を献身的かつストイックにケアするひとりの看護師の姿を静かに見つめ、第68回カンヌ国際映画祭の脚本賞に輝いた秀作。
終末期の患者をケアする看護師のデヴィッド。息子の死をきっかけに、妻や娘とは別れ、いまは独り暮らしの彼は、その心の埋め合わせをするかのように黙々と仕事に励み、死を目前にした患者たちに、本当の家族以上に親密に寄り添いながら、献身的な日々を送っていた。ところがある時、本来、他の看護師と交代すべき夜間のシフトを彼が独断で継続したことが原因で、周囲からあらぬ誤解を受け、デヴィッドは仕事から外されてしまう。作品データ
- 原題/Chronic
- 制作年/2015
- 制作国/メキシコ/フランス
- 内容時間(字幕版)/94分
- ジャンル/ドラマ
受賞歴
- 第68回(2015)カンヌ国際映画祭脚本賞「ミシェル・フランコ」
出演
役名 | 役者名 |
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デヴィッド | ティム・ロス |
ナディア | サラ・サザーランド |
マーサ | ロビン・バートレット |
ジョン | マイケル・クリストファー |
ローラ | ナイレア・ノルビンド |
スタッフ
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監督ミシェル・フランコ
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製作総指揮ティム・ロスほか
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製作ガブリエル・リプスタイン
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製作ミシェル・フランコ
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製作モイセス・ソナーナほか
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脚本ミシェル・フランコ
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撮影イヴ・カペ