「ユーミン×帝劇」シリーズの第1作。ミュージカルでも従来の音楽劇でもない、ユーミンの歌う曲と珠玉のキャストの演技が融合した新しい舞台。
2012年にデビュー40周年を迎えた松任谷由実と、1911年の開場以来、日本演劇の聖地として数々の名ステージを上演してきた帝国劇場のコラボレーションが実現。これは、松任谷正隆が脚本・演出を務めるステージの各シーンで、ユーミンが自身の楽曲を熱唱するというミュージカルともコンサートとも異なる新たな試み。ユーミンは歌のほか、ストーリーテラーという形でも参加している。【ストーリー】
8月31日、翌日からのフランス留学への準備をしていた千佳(貫地谷しほり)のもとに、元恋人の一彦(吉沢悠)が交通事故に遭ったという連絡が入る。別れた一彦が自分の新しい携帯電話の番号が書かれたメモを持っていたことに戸惑う千佳。だが一彦は意識不明の危険な状態にあり、ほかに来られる人間がいないという理由から付き添っていた千佳は、いつしか彼の夢の中に入り込む。
夢の中で約1年ぶりに再会した2人は、大学時代に図書館で初めて会話を交わした場面から振り返っていく。一彦の元恋人・冴子(陽月華)の存在、しぶしぶ行なった千佳の見合い、千佳の誕生日、結婚の約束、そして3年目の8月31日…。記憶の中を旅していく中で2人は、小さな誤解やすれ違いからまったく異なる想いを抱いたまま過ごしていたことを知る。
演目
- 純愛物語 meets YUMING 〜夏休み最後の日〜
収録日・収録場所
- 2012年10月23日/東京 帝国劇場
出演
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松任谷由実
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貫地谷しほり
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吉沢悠
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陽月華
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他
スタッフ
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脚本・演出松任谷正隆